New York MITAKAI

◆◇◆◇◆NY三田会メールマガジン Vol.21 2009 年1月号◆◇◆◇◆

歴史的なイベントとなったオバマ大統領の就任式では、休みを取ってテレビに釘付けになった会員の方、またはワシントンまで行かれた方もいらっしゃったのではないでしょうか。世界中に広がる景気後退など山積する難問に対して、オバマ大統領が今後どのような政策で立ち向かって行くのか、その活躍には大いに期待したいところです。

10月16日付のNY Timesに、慶應大学がThe Morgan Library & Museumのグーテンベルク聖書のデジタル化に協力したという記事が小さく載っていました。慶応の「HUMIプロジェクト」のホームページによると、これまでに欧州の数々の研究図書館と貴重書デジタル化共同プロジェクトを行っており、今回初めてアメリカの研究図書館との共同プロジェクトを実現したということです。今後も、文化的な分野に限らず、慶応とNYとの関係が深まっていってほしいと思います。

ニューヨーク三田会では、会員の皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。
また会の運営のお手伝いも募集しております。ぜひ、info@nymitakai.comまでご連絡下さい。

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<もくじ>
1.NY三田会からのお知らせ
▼? 役員交代のご報告
▼ 新会長よりご挨拶
▼ グリーンクラブよりお知らせ
▼ 金融クラブより第4回クラブ活動のご報告?米国の金融危機:現状と過去の危機との比較?
▼ 金融クラブより第5回クラブ活動のお知らせ?小売業界から見た米国の実態経済?

2.慶応義塾大学関連のお知らせ?
詳細は慶應義塾大学ウェブサイトをご覧下さい。http://www.keio.ac.jp/index-jp.html
本家メルマガは、こちらです。http://www.keio.ac.jp/mailmag/vol/vol69.html
▼第174回福澤先生誕生記念会開催
▼ 大阪慶應義塾跡記念碑建立

3.慶応義塾ニューヨーク学院からのお知らせ
詳細はニューヨーク学院ウェブサイトをご覧下さい。http://www.keio.edu
▼日系人対象の奨学金を設立!本年9月入学の新入生から
▼今年も7月25日から8月8日まで、日米バイリンガルサマープログラムを開催

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1.?NY三田会からのお知らせ

▼役員交代のご報告

水月会長が退任され、後任として、副会長の望月孝一氏が就任されました。また望月氏の後任として財務役の小林昇氏が副会長に就任、小林氏の後任として副財務役の村瀬裕子氏が財務役に就任、斉藤康弘秘書役と藤本顕史秘書役が退任、後任として伴百江氏と大橋弘昌氏が秘書役に就任されました。

▼新会長よりご挨拶

会員の皆様へ

皆様、明けましておめでとうございます。
昨年の12月にNY三田会会長に就任いたしました望月でございます。初めての方がほとんどと思いますので、簡単な自己紹介を含め、ご挨拶をさせていただきたいと存じます。

私は1952年辰年に東京で生まれました。1958年に慶応義塾幼稚舎に入舎、その後、普通部、高校を経て1974年に塾、商学部を卒業しました。商学部を卒業と言いましたが、普通部からはずっと庭球部に所属し(幼稚舎ではラグビー部でしたが)、体育会庭球部を卒業したと言ったほうが正しいような学生生活を送りました。

さて、皆様ご存知の通り、世界経済は非常に厳しい状況に直面しております。100年に一度の経済危機だとも言われています。更に言えば、2009年は金融、あるいは経済のシステムと言ったものを含めて歴史の転換点になるのではないかと思っています。しかしながら、昨年、創立150年を迎えた塾にとって100年に一度の危機は取るに足りません。どんなに大きな波が来ようが、人がそれを乗り越え、人は時代を作っていきます。慶応義塾は夫々の歴史の転換期に、改革の時に、多くの人材を輩出してきました。NY三田会といたしましても、この時期こそ、さらに親睦を図り、結束を強め、次の50年、100年への飛躍の土台を築きたいと存じます。

はなはだ若輩の身ではありますが、精一杯努めて参りますので、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

▼グリーンクラブよりお知らせ

2009年度のゴルフ・トーナメントの日程は次の通りです。
尚、開催場所はHaworth Country Clubとなっております。

4月19日 (第3日曜日)  春季例会
5月17日 (第3日曜日)  春季慶早ゴルフ対校戦 
6月14日 (第2日曜日) 初夏例会
8月9日? (第2日曜日)  盛夏例会
10日4日 (第1日曜日)  秋季慶早ゴルフ対校戦
10月11日 (第2日曜日)? 秋季年度末例会

参加のお申し込みは、開催日の3週間前から受け付けております。皆様奮ってご参加ください。
(グリーンクラブキャプテン・江川清 Ken-egawa@msn.com? Tel. 212-697-4613)
 
▼金融クラブより第4回クラブ活動のご報告?米国の金融危機:現状と過去の危機との比較?

10/30(木)に50名近い皆さんにお集まりいただきました。勉強会ではニューヨーク大学経済学部 Richard Sylla教授がキンドルバーガーのモデルを使いながら、今回の金融危機と過去200年におこった金融危機を比較し現状を分析して下さいました。200年の光にあてると、現在の危機もひとつの循環現象ととらえられ、今回の危機は金融危機の現象としては最終段階に入りつつあるとの姿が浮かびあがってきたようです。今後の展開としては金融危機の実体経済へ対する影響が心配されますが、大恐慌につながることにはならないとの分析でした。

懇親会も、美味しい伊勢のごはんと各種ワイン・ビールを片手に、大変盛り上がり、予定の時間を過ぎても多くの方が残られました。今回は会員が100名を超えた記念として100人目の会員の方にNYUのSylla教授の著書を教授のサイン入りでプレゼントさせていただきました。次回も皆さんご参加ください。?????????????????????????????????
(キャプテン 黒川 和弘)

▼金融クラブより第5回クラブ活動のお知らせ?小売業界から見た米国の実態経済?

日時:?1/30(金)7時?8時20分(勉強会)、8時30分?10時30分(懇親会)
場所:?Hughes Hubbard & Reed LLP
Sisk Room (10F、勉強会), Reed Room (17F、懇親会)
One Battery Park Plaza, New York, NY 10004-1482
テーマ:『小売業界から見た米国の実体経済』
講師:大和総研アメリカ バイスプレジデント 玉田 かほり アナリスト
参加費:$0(勉強会のみの方)、$50(懇親会参加の方)。当日現金にて。
連絡先:黒川(kazuhiro.kurokawa@dira.com? / 212-612-6108)

ご関心のある方でまだ申し込まれていない方は、至急黒川までご連絡ください。
(キャプテン・黒川 和弘)

2.慶応義塾大学関連のお知らせ

▼第174回福澤先生誕生記念会開催

1月10日 に「第174回福澤先生誕生記念会」が三田キャンパスで開催されました。式典では、慶應義塾理事・評議員、慶應連合三田会副会長、明治製菓(株)最高顧問 北里一郎氏による「福澤先生と北里柴三郎」と題する記念講演、福澤信雄氏の福澤家を代表しての挨拶、慶應義塾大学主催「小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト」の表彰などが行われました。また、図書館旧館玄関ホールでは、福澤先生関係資料が展示されました。

▼大阪慶應義塾跡記念碑建立

大阪慶應義塾は、1873年11月から1875年6月まで、小寺篤兵衛屋敷内(現在の大阪市中央区北浜二丁目)に開設されていました。慶應義塾は当時すでに三田にあったものの、上京して勉学するのは容易ではなく、大阪・京都・徳島等に分校が設置されていました。中でも大阪は福澤先生の生誕地であり、青年期に緒方洪庵の適塾で学んだというゆかりの地でもあります。

このたび、現在の土地所有者の小寺興産株式会社代表取締役小寺良和氏のご厚意により、敷地内に「大阪慶應義塾跡記念碑」を設置することとなり、1月11日に除幕式が挙行されました。安西塾長からの謝辞の後、塾長、服部禮次郎慶應連合三田会会長、小寺夫妻、錢高一善関西合同三田会会長・大阪慶應倶楽部会長、塩川正十郎慶應義塾名誉評議員により除幕が行われました。

3.慶応義塾ニューヨーク学院からのお知らせ

▼日系人対象の奨学金を設立!本年9月入学の新入生から

この奨学金は、日系人で慈善事業に熱心であられるフィランソロフィストのジョージ・アラタニ氏による、アラタニ財団からの援助を通して、成り立ったものです。応募資格は、「日系アメリカ人(米国籍)で、両親のどちらかが米国籍を有する」です。募集要項や詳細は、こちらのURLをご覧ください。http://www.keio.edu/tabid/263/Default.aspx

▼今年も7月25日から8月8日まで、日米バイリンガルサマープログラムを開催

2008年夏に実施した第1回サマープログラムと同様、テーマはデジタルメディアクリエーション。今年は「Japan in New York」という切り口で映像制作をすることにより、ニューヨークで日本の文化やビジネスがどのように受けとめられているかを探っていきます。独自のオンラインシステムを使用することにより、参加者が事前にスタッフや他の参加者とコミュニケーションをはかることができます。各制作チームの具体的な題材について意見交換したり、取材対象について事前に調査することができます。このシステムによって、サマープログラムを、開催される2週間の期間以上の、多次元のバーチャル体験に拡げることができ、参加者と保護者のニーズを最大限に反映したいと考えています。詳細は、www.keio.edu/summerprogram をご覧ください。
(NY学院・山田 理江子)

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NY三田会メールマガジン担当 奥平和子

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